【 写真 】 松崎・南郷の蛍

松崎(南郷)の蛍

松崎(南郷)の蛍 Camera : OLYMPUS E-3 / Lens : 50-200mm F2.8-3.5 / F. Dist. : 208 mm / EV : 0.0 / Aperture : F4.5 / S. Speed : 6 sec / ISO : 400 / WB : Auto / M.Mode : Spot / Strobe : OUT / Light : Hand Strobe / Filter : non


 

 伊豆は蛍の季節になりました。西伊豆の河原や田んぼの夜は、普段ならせせらぎを除いて寂静としか呼べない景観なのですが、毎年5月末から6月中旬にかけては、ゲンジボタルの集団お見合い会場へと装いを改めます。私は、写真を撮るにしてもなにがしかの目的みたいなものを持たないと行動を起こさない性質ですので、今回は 「 蛍のデートを盗撮する! 」 などと出歯亀オヤジの気分になって、西伊豆の松崎は那賀川沿いの中川の河原にやってきました。

松崎(那賀川)の蛍

松崎(中川)の蛍 Camera : Sony Ericsson SO-01C / Lens : No Infomation / F. Dist. : 4.1 mm / EV : 0.0 / Aperture : F2.4 / S. Speed : 1/50 sec / ISO : 500 / WB : Auto / M.Mode : Center weighted / Strobe : ON / Light : non / Filter : non


 実は、前日にロケハン ( ロケーションハンティングの略 ) をやっておりまして、準備用ということでスマートフォンの Xperia arc を使って、左の写真を撮りました。右上の一眼レフで撮影した写真に比べたら、ストロボの正面照射で、味気ない感じに見えてしまいますが、それでも携帯電話のカメラでも、ここまで撮れるんだと感心しました。ただ、Xperia arc の画像処理エンジンが作りだす独特の色合い——緑を強調する癖——は、わざとらしくて、どうもあまり好きになれません。それでもまぁ、ロケハン自体はうまくいったので、明日はフル装備でここに来ようと思っていました。ところがどっこい。当日は蛍がほとんどいない! どこいった! 蛍!
 
 なんてこったい!と嘆いていると、蛍見物にいらしていた2人の素敵でナイスなおねぇ様方が、「 南郷になら蛍たくさんいますよ 」 と、親切にも教えてくれました。私は西伊豆出身ではありますが、15 歳で出てしまったので、局所的な地名を言われてもまったくわからない。南郷って? と首をかしげていると、な、なんと、その場所まで先導してくれるというのです。いやぁ~、二枚目は得だな……というのは嘘で、西伊豆って、親切な人が多いなぁと感心しきり。では、お言葉に甘えてと、南郷まで連れていってもらいました。

松崎(南郷)の蛍 x 2Camera : OLYMPUS E-3 / Lens : 50-200mm F2.8-3.5 / F. Dist. : 283 mm / EV : 0.0 / Aperture : F4.9 / S. Speed : 6 sec / ISO : 400 / WB : Auto / M.Mode : Spot / Strobe : OUT / Light : Hand Strobe / Filter : non /

松崎(南郷)の蛍 x 2 Camera : OLYMPUS E-3 / Lens : 50-200mm F2.8-3.5 / F. Dist. : 283 mm / EV : 0.0 / Aperture : F4.9 / S. Speed : 6 sec / ISO : 400 / WB : Auto / M.Mode : Spot / Strobe : OUT / Light : Hand Strobe / Filter : non /

 南郷に着いてみると、中川とは比べ物にならないくらいに蛍が飛んでいるじゃぁありませんか! しかし、素敵でナイスなおねぇ様方いわく、「 この時間 ( 21 時半 ) じゃ、ちょっと遅いですね。19 時半くらいだともっとたくさんの蛍がデートしてますよ 」 だそうです。そこで私、よせばいいのに、

「 じゃぁ、今いる蛍は行き遅れなんですね? 」
「 あはは、そうそう、私たちみたいに 」

……いや、なにも、そんな、蛍ですよ、蛍に言ったんですよ、蛍に………………もう遅い……覆水盆に返らず……。

 と、いうわけで、南郷です。南郷には蛍がいっぱいいるんです。さっそく蛍撮影の準備です。持ってきたのは以下の機材。

  • 一眼レフカメラ ( 当たり前か )
  • レンズ:50mm 標準マクロ
  • レンズ:50-200mm 望遠ズーム
  • ガイドナンバー 50 のストロボ ( 多重露光用 )
  • ビデオライト ( ピン合わせ用 )
  • 三脚3本 ( カメラ用、ストロボ用、ビデオライト用 )
  • レリーズケーブル ( 長時間露光用 )
松崎 ( 南郷 ) の蛍~草葉の陰 Camera : OLYMPUS E-3 / Lens : 50-200mm F2.8-3.5 / F. Dist. : 283 mm / EV : 0.0 / Aperture : F4.9 / S. Speed : 6 sec / ISO : 400 / WB : Auto / M.Mode : Spot / Strobe : OUT / Light : Hand Strobe / Filter : non /

松崎 ( 南郷 ) の蛍~草葉の陰 Camera : OLYMPUS E-3 / Lens : 50-200mm F2.8-3.5 / F. Dist. : 283 mm / EV : 0.0 / Aperture : F4.9 / S. Speed : 6 sec / ISO : 400 / WB : Auto / M.Mode : Spot / Strobe : OUT / Light : Hand Strobe / Filter : non /

 それでは撮影。まず、カメラにレンズとレリーズケーブル、三脚を付け、ビデオライトの明かりでアングル決めして蛍にピントを合わせます。カメラの露光時間を6秒程度の長時間露光に設定して、ビデオライトを消します。レリーズケーブルでシャッターを切ったら、途中でストロボを蛍に直接照射しないように気を付けて発光させますと………こんな感じに撮れるわけです。
 
 ほんとはね、マクロレンズも持っていったわけですから、もっと近寄って、蛍の表情 ( ? ) も撮っちゃおうと思ってたわけですよ。エクステンションチューブも持ってたし……。でもね、あんまり近寄ると逃げちゃうんですよ。蛍の奴。最初の 30 分位はマクロレンズで蛍と追っかけっこですよ。がー!もういいやってんで、望遠レンズに交換して、ちょっと離れて撮ったんです。
 
 そういうわけで、今夜も行きます。蛍の撮影。今度は、蛍が狂歌乱舞で群雄割拠しているところを撮りたいと思います。なので、素敵でナイスなおねぇ様方がおっしゃるように、19 時半頃にまた南郷に行ってまいります。それでは。