【 基本編 】 キラキラ輝くキレイな瞳を手に入れる

【ダメ写】 表情はいいんだけど、キャッチライトが入っていないのが残念。

【ダメ写】 表情はいいんだけど、キャッチライトが入っていないのが残念。

【モテ写】 顔を日差しの方向に向けるだけで、キャッチライトは簡単に入ってくれます。

【モテ写】 顔を日差しの方向に向けるだけで、キャッチライトは簡単に入ってくれます。



 左のダメ写右のモテ写、あなたならどっちの写真を撮ってもらいたいですか? やっぱりモテ写ですよね。ふたつの写真の大きな違いは、瞳がキラキラ輝いているかどうかです。この「瞳のキラキラ」のことを、写真用語で「キャッチライト」と呼びます。
 
 人物写真、特に顔がアップの写真では、瞳にキャッチライトが入っていることがとても重要です。プロの撮影現場では、専用のライトや光の反射板(レフ板と呼ぶ)を使って、瞳にキャッチライトを入れますが、そうした特別なことをしなくてもキャッチライトは簡単に入れられます。それは、光がある方に顔を向ければいいんです。なぁんだって感じでしょ?
 
 日陰や夜間、室内の撮影だとしても、必ずどこかに光はあります。光がないと撮影できませんからね。その光のそばで、光に顔を向けて撮ってもらえば、必ず瞳にキャッチライトが入ってくれるはずです。次の頁では、いろいろなキャッチライトの入れ方を紹介しますね。


 

How To

  • 日中の屋外なら、明るい空に顔を向ける。
  • 光が反射する白い壁に顔を向ける。
  • 白いハンカチに光を反射させて顔に当てる。
  • 日中の屋外でストロボを焚いて撮ってもらう。

Hint

  • 太陽などの光源を直接を見てはダメ。まぶしくてしかめ面になる。

Point

  • 撮影時に光がある方向に顔を向けると、瞳にキャッチライトが入ってキラキラ瞳になる。


 
 
原案:澤口 留美/薮田 織也
モデル:あん
撮影:薮田 織也
イラスト:薮田 織也
イラスト:よしだやふみ