Text by 澤口留美 Photo by 薮田織也 | ![]() |
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人物写真って、手ひとつで魅力が大きく変わるのをご存知でしょうか。まったく手が写っていない写真と、キレイな手が体のどこかに添えられていたり、何かを手で持っている写真とを見比べてみると、その差は歴然です。プロのモデルと一般の女性の何気ないポートレート写真を比べて見るとわかりますが、プロの写真には、手の登場する回数がとても多いものです。モデルが意識して手を顔の近くに持っていったり、何かに触れたりしているからです。
手は写真に動きを与えてくれるだけではなく、触れているモノによっては、その先の動作を見る人に想像させる役目も果たします。これからポートレートを撮ってもらうときは、ぜひとも手を使ってみてください。そのときは、指先にまで神経を配って、手の形がキレイになるようにこころがけましょう。
- 体のどこかに触れたり、モノを持つとよい。
- 手の形は翼をイメージして曲げる。
- 小指から順番に曲げるとキレイ。
- 指先を曲げすぎると不気味になるので注意。
- 手のお手入れも忘れずに。下は澤口お気に入りのネイルオイル。本物の花が入っていて、香りもいい。
- カメラ側から見たときに、キレイに見えるように指を曲げて、体のどこかに触れるとよい。
原案:澤口 留美/薮田 織也
モデル:澤口 留美
撮影:薮田 織也
イラスト:薮田 織也
協力:ネイルオイル 株式会社ベーネ 042-548-0277
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