【 応用編 】 食べるシーンは上品に、可愛く撮られよう

【ダメ写】歯をばっちり見せての「ガブリ」はちょっと。健康的で可愛い写真ではありますけどね。

【ダメ写】歯をばっちり見せての「ガブリ」はちょっと。健康的で可愛い写真ではありますけどね。

【モテ写】食べる寸前の表情が魅力的。手の形にも気を配って、キレイに指を曲げましょう。

【モテ写】食べる寸前の表情が魅力的。手の形にも気を配って、キレイに指を曲げましょう。


 パーティや食事会で無意識のまま撮られた食事中の写真って、ちょっと下品だったり野性的すぎたりしませんか。無意識なんだし、食べること自体が動物的なんだから仕方がないですけど、どうせなら健康的で可愛く、しかも上品に撮ってもらいたいものですよね。口は最小限に開いて、歯はあまり見せない方が上品です。食べる歯は、笑顔の歯とは違うものですからね。
 
 写真の場合、食べる直前の方がいい感じです。写真って、「 動作が完了する一歩手前 」 が、見る人の想像力を刺激するので、より魅力的に見えるものなんです。
 
 視線は必ずレンズを見てください。食べ物に視線を当ててると、もう食べるのに夢中って感じで可愛くありません。それから、食べ物や食器を持つ手にも神経を配って、キレイな指の曲線を心がけてくださいね。


How To

  • カメラ目線で。
  • 口を小さめに開ける。
  • 食べ物を口に近づける。
  • 食べ物、または食器を持つ指はキレイに曲げる。
  • ウエストより上の構図で撮ってもらう。
  • 食べているものがわかるように、手前に同じものを置く。

Hint

  • 歯は全部見せると野性的。
  • 口を大きく開けると下品になる。

Point

  • 食べているシーンではなく、食べる直前を撮ってもらうと上品で可愛くなる。


 
 
原案:澤口 留美/薮田 織也
モデル:結城 舞衣
撮影:薮田 織也
イラスト:薮田 織也
イラスト:よしだやふみ