【 応用編 】 あまり若くない肌をキレイに見せる方法

【モテ写】建物に囲まれた日陰での撮影です。壁面に乱反射した光で、肌の陰影がキレイに写ります。

【モテ写】建物に囲まれた日陰での撮影です。壁面に乱反射した光で、肌の陰影がキレイに写ります。

【モテ写】明るい窓を背景に、シーツをレフ板代わりにして撮影です。柔らかい光の感じが素敵でしょ?

【モテ写】明るい窓を背景に、シーツをレフ板代わりにして撮影です。柔らかい光の感じが素敵でしょ?


 また自虐ネタですね。はい。私も 40 歳ですから、肌もそれなりにくたびれています。だから、写真を撮られるときに気をつけていることがあるんです。それは、直接の強い光を顔に当てて撮られないようにすることです。特に横や上からの直接光は厳禁。こうした光で撮られると、顔のシワやブツブツの影が目立ってしまうからです。若い人は羨ましいわっ。
 
 こんな私にピッタリの光はと言うと、それは間接光です。白い壁やシーツなどに反射した光のことですね。晴天の屋外での撮影の場合は、日陰を探します。建物と建物の間にできた日陰なんかが良いですね。上のモテ写がいい例ですが、こうした場所では、建物の壁面に光が乱反射して、肌のグラデーションがキレイに出せる光になるんです。気にしているシワや肉のタルミも目立たなくなるし、嬉しいです。左頁の写真は、シーツを捲り上げて撮影したものです。逆光なのにも関わらず、シーツに反射した光が顔を明るくしてくれて、お気に入りの一枚です。


●建物の壁面に乱反射した光を使うと、肌のグラデーションがキレイに表現できる

●建物の壁面に乱反射した光を使うと、肌のグラデーションがキレイに表現できる


How To

  • 建物の壁面に乱反射した光を使うと、肌のグラデーションがキレイに表現できる。
  • 明るい窓を背景にしたときは、顔が暗くなるのをさけるためにハンカチやシーツに光を反射させる。

Hint

  • 強い直接光で撮られると、シワや吹き出物に影ができて目立つので注意。

Point

  • 直接光を当てるとシワや吹き出物が目立ってしまうので、柔らかい光の場所を選んで撮ってもらう。


 
 
原案:澤口 留美/薮田 織也
モデル:澤口 留美
撮影:薮田 織也
イラスト:薮田 織也