【 応用編 】 物越しに撮ってもらうとちょっといい雰囲気

【モテ写】お茶のお店で、茶香炉やカップ越しに撮ってもらいました。雰囲気があるでしょ?

【モテ写】お茶のお店で、茶香炉やカップ越しに撮ってもらいました。雰囲気があるでしょ?

【モテ写】ホースで撒いた水越しのショット。人物写真って、ちょっとだけ隠すと魅力的になります。

【モテ写】ホースで撒いた水越しのショット。人物写真って、ちょっとだけ隠すと魅力的になります。


 普通のポートレートでは物足りない。ちょっと変わった写真が撮ってもらいたいと思い始めたなら、あなたも既に「モテ写」マニアです。「モテ写」は自分で楽しむだけじゃなく、人に見せて羨ましがられる写真が目標ですから、ここで少し変わった写真にチャレンジしてみましょう。それは「ナメ写」です。
 
 ナメ写、つまり「なめる写真」ということ。人物を撮るときに、何かの物越しに撮ることを、撮影用語で「なめる」といいます。写真のように、カップやシャワー越しに撮られることですね。決して、カップを舐めている写真じゃないですからお間違いなきように。
 
 こうした物越しに撮ってもらった写真って、その場の雰囲気が見る人に伝わりやすくなります。人物写真は人物の一部を何かで隠すと、より魅力的になるんです。見る人の想像力をかきたててくれるんですよね。
 
 撮るときはピントに注意。コンパクトカメラの場合、人物がボケやすいので注意です。



How To

  • 手前に物を置いて物越しに撮ってもらう。

Hint

  • ピントが合いにくくなるので注意。

Point

  • カップや椅子、植物、水など、いろんな物越しに撮ってもらうと、雰囲気のある写真になる。


 
 
原案:澤口 留美/薮田 織也
モデル:澤口 留美
モデル:姫
撮影:薮田 織也
イラスト:薮田 織也
イラスト:よしだやふみ